20年ぶり位に読みました。
きっかけは会社の本好きな方が「好きな本の1冊」に挙げていたので。
幕末にハマッている最近ですが
どんな本だったかなぁと記憶を探り直す為読み直してました。
江戸幕府の礎の元であり
はては、その後の日本人の民族性に影響を与えたと考える司馬遼太郎の徳川家康像。
その徳川家康の小牧長久手の戦いを前後を中心に解釈した小説です。
三河武士団の中世時代の様な忠節心と偏狭心。
家康の徹底的な現実主義であり
過去の成功例の模倣家であり細心の注意を払っての人間関係構築。
なるほどなぁと改めて読み直した次第です。
覇王の家〈上〉
覇王の家〈下〉
昔は1冊なのに今は上下2冊に分冊されてるんですね。