産科医療、そして不妊治療を扱った医学サスペンス。
「チームバチスタ」シリーズを手がけている現役医師の海堂氏が描いてるので
医療に関する背景も詳細に描かれてます。
現在の産科医療の問題、出産の背景の問題、不妊治療や代理母出産の問題等を
うまく絡めてストーリー展開されていきます。
特に、不妊治療と代理母出産には、倫理観も付き纏うややこしい問題ですが
その問題提起もうまくなれている小説だと思います。
子供が生まれてくる事って結構意外と低く大変な確率なのと
生まれてる事の素晴らしさを改めて実感です。。。
ジーン・ワルツ